目の痒み、花粉症じゃないかも!?2人に1人が感染する「まつげダニ」とは?

時事

花粉シーズに入り、目のかゆみを訴える人が増えてます。多くの場合、その原因が花粉症だと考えられますが、実際には花粉症ではなく「まつげダニ」が原因であるケースもあるようです。

実は、まつげダニは2人に1人以上に寄生しているとされており、年齢が上がるにつれて寄生率も上がっています。そのため、まつげダニと花粉症の違いを知り、それぞれの対策方法を取ることが重要となります。

そこで今回は、まつげダニと花粉症の違いや、それぞれの対策方法を詳しく紹介していきます。

まつげダニとは?

まつげダニの正体は、「デモデックス」と呼ばれるニキビダニの一種です。体長は0.2~0.4mm程度で、まつ毛の毛根や皮脂腺、マイボーム腺などに生息します。

21歳から60歳では5割以上、61歳から90歳では約7割の人に寄生しており、2人に1人以上に寄生している可能性があるとされています。

一般的には症状が出ることはないですが、肌の雑菌が増えるなどして「まつげダニ」が増えると、目のかゆみやごろつき、痛みといった症状が現れる場合があります。

まつ毛ダニに感染するとどうなる?

マツゲダニが増えると、以下のような問題が引き起こされる可能性があります。

  • かゆみや炎症を引き起こす
  • ひどく腫れてくることがあるため、不快感を引き起こす
  • まつ毛が抜けやすくなるため、まつ毛の量が減少する
  • 目がごろごろする

また、まつ毛ダニは手で擦って潰しても再生するため、治療が難しいことがあります。駆除するためには、専門医に長期間の治療を受ける必要があり、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

まつげダニの原因は?

まつげダニが寄生する原因は、クレンジング不足やマツエクのホームケア不足、つけまつ毛のグルー(接着剤)やメイク道具の汚れなどが挙げられます。

また、花粉症の治療で使用されるステロイドホルモン剤によって肌の免疫が低下し、雑菌が増加してダニが増えることもあります。そのため、花粉症の治療がかえって目のかゆみを悪化させている可能性もあるのです。

まつげダニを防ぐ方法は?

まつげダニを防ぐためには、以下のような方法があります。

  • まつ毛にメイクをする場合は、しっかりとクレンジングを行うことが重要です。
  • 目元の清潔を保つことで、まつ毛ダニの繁殖を防ぐことができます。
  • ダニが繁殖しやすい湿度や温度を避けることが大切です。

また、まつ毛の洗浄に使用できる専用シャンプーも販売されていますので、こうした商品を使用するのも良いでしょう。下記ではおすすめのまつ毛専用シャンプーを紹介します。

おすすめのまつ毛専用シャンプー3選

メディプロダクト アイシャンプープロ

この商品は、目もととまつ毛の清潔、健康を追求して生まれた、目もと専用シャンプーです。眼科のドクターと共同開発された商品であり、涙に着目した新発想のクレンジングで、涙と同等の塩分濃度と弱アルカリ性を持ち、保湿成分のヒアルロン酸&抗炎症成分も配合されています。

また、まつ毛ダニに対する効果も実証されており、目にも優しく、目のトラブルや花粉症などの目のかゆみや不快感がある方、まつ毛に棲み付くまつ毛ダニ対策をされたい方におすすめです。

目もとをキレイに保つことが注目される中、眼科のドクターの指摘をもとに開発された商品であり、目もとの清潔と健康を考えたアイテムです。


アイシャンプー リフレッシュ

眼科ドクターとの共同開発で生まれたこの目元専用シャンプーは、目にやさしく涙と同じ浸透圧・弱アルカリ性で、まつ毛と肌にもやさしい保湿成分が配合されています。さらに、ミントの清涼感が爽快な洗い上がりをサポートし、乾燥やエイジングサインが気になる目もとをしっとり洗い上げます。

目もとを保湿しながら自まつ毛力を補強したい方に最適です。また、薄く細いまつ毛に、ハリ・コシ・ツヤを取り戻すサポート効果も期待できます。


アイシャンプーロング

2017年のクチコミ総選挙の洗顔部門でゴールドエンブレムを受賞した話題のクレンジング、アイシャンプープロにまつ毛の健康美を応援する美容成分を配合した商品です。眼科クリニックとの共同研究で、まつ毛の長さが伸びたデータも発表されています。

眼科のドクターの指摘をもとに、目もとの清潔と健康を考えて開発されており、涙と同等の塩分濃度、そして涙に近い弱アルカリ性で、目にしみにくく低刺激です。保湿成分や抗炎症成分も配合されており、美しいまつ毛と健康な目もとを目指す方におすすめです。


まとめ

まつ毛ダニは、多くの人が知らないまま放置してしまうことが多いため、健康なまつ毛を保つためにも定期的に対策を行うことが大切です。まつ毛ダニ対策としては、まつ毛の洗浄や消毒、枕カバーの交換、アイメイクのしっかりと落とし、衛生的な生活習慣の実践が挙げられます。

また、まつ毛ダニによって引き起こされる症状がある場合は、早めに専門医の診察を受けることも大切です。健康なまつ毛を保つためにも、まつ毛ダニ対策を意識した生活を送りましょう。